最近の昌子ちゃんの番組より&想い出(これから書いていきます)
★2003年1月4日(土) フジ ミュージックフェア21
 
久し振りの武者震いに襲われた私。番組が始まる前、ドキドキして身体がわなわなと振るえて落ち着かないのです。本当に久し振りのうれしい感覚でもありました。 
 森昌子と言う天才歌手をテレビで見られなくなって十数年、2001年の紅白や「じゃがいもの会」の公開録画は別として、こんなにしっかりテレビで歌う昌子ちゃんを 見る事ができるなんて・・・・。

 
私がHPをはじめたのが、2000年の7月7日。次の年が、昌子ちゃんの“幻の30周年”にあたるので、私ひとりだけでも心の中で応援して祝いたいって思っていたのです。
 その時はまさかまさかもう一度歌が聞けるなんて夢にも幻にも考えていませんでした。夢はよく見たんですよ。ステージで歌ってる昌子ちゃんの姿。でも目が覚めるとやっぱり夢なんです。
 けして復帰を望んでは居なかった私だけど、(昌子ちゃんって誰よりの家庭の主婦が似合ってると思っていたから)それでも心のどこかで歌ってくれたらと願っていたのかも知れません。ファンの思いは、言葉には表現できないほど複雑なんです。
 さて、ピンクの柔らかな衣装で「しあわせのうた」を初披露してくれたふたり。とってもやさしい暖かな家庭の雰囲気がわかる歌ですね。正直言って私、森進一さんのこんなほのぼの系の歌をはじめて聞きました。
 私の中の森さんは、熱唱系のド演歌のイメージが強くて、あとは「冬のリヴィエラ」や「襟裳岬」みたいなフォーク調だし。知らないって怖いですね。(森さんのファンの方ごめんなさい!昌子ちゃん以外無知ですので)昌子ちゃんと結婚されてからますます優しさがにじみ出ていますね。
 「せんせい」「哀しみ本線日本海」「越冬つばめ」のメドレーを歌う時は、ジョイントで着た薄いみずいろから白の裾広がりのドレス。清楚なイメージがピッタリでした。昔から思っていたのだけど、昌子ちゃんには純白とか淡いやわらかい感じの衣装がよく似合います。白は昔も今も昌子ちゃんの色です。
 時間が短い為、ワンコーラスずつで、イントロさえも削っていたのがやっぱり残念でした。じっくりしっかり聞きたいと思うのは贅沢なんでしょうね。メドレ―でなく「越冬つばめ」だけとかをじっくり聞きたかったような感じも・・・。
 しいて欲を言うと、今の昌子ちゃんは、どうしても幸せいっぱいのほのぼのとしたイメージが強いので、哀しい歌がホンワカし過ぎて聞こえるかなぁ?(私だけだと思うけど)人それぞれで、感じ方はもちろん違うでしょうけど。
 間に、司会の恵さんたちと話をしていたけど、復帰して、もう一度歌う事は全く考えていなかったので、引退して16年間一切声を出していなかったのだそうです。
 それなのにあれだけ歌えるのですから、ある意味やっぱり天才なのですね。1歳7ヶ月から「南国土佐を後にして」とかをしっかり歌ってて、それからず〜〜〜っと大好きな歌だったのに、結婚したからといって一切歌を口にしなかったのは、昌子ちゃん自身の何らかの決心があったからなのでしょうか?そうだとしたら、森さんのいい奥さんに徹底する為なのでしょう。一途な思いの昌子ちゃんらしいなと思いました。
 とは言え、今こうしてふたり仲良くデュエットで歌えるのですから幸せですね!「ふ・た・り・物語」の歌詞のように、永遠に素晴らしいお手本になるようなご夫婦で居てください。もちろん歌手としても期待してます。
 2003年が始まりました。幻もちょっとあるけれど、(空白の16年があるから)歌手生活32年目の今年はどんな年になるんでしょうね。昌子ちゃんにとって、最良の年になる事を願って止みません。
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